出逢いの奇蹟。

何気なくファッション雑誌を開いたら
当たり前のように、彼のペェジがあった。
ごく自然に。
驚いて手が止まる。そう、もう秋なんだ。

真夜中、久しぶりにベストMDを聞いたら
涙が零れて落ちた。

『出逢いの奇蹟』

彼がよく言ってた言葉。
懐かしい出逢いを思い出した。

　
1998年冬。あたしの日曜日深夜の日課は、"寒さに耐えながらラジオを聞く事"だった。おそらく愛知県に生息するバンギャルちゃんならば必ず知っていたであろうその番組、「ビートオペレーション」。
日曜の夜中1時から3時までというなんとも迷惑な時間にやっていたビーオペ。内容はと言うとこれがまた2時間ず―――っとビジュ系バンドの事ばかりひたすら紹介していた。毎週ゲストだのコメントだのメジャー・インディーとわずとにかくビジュ系ばかり2時間！！今となってはちょっと考えられない・・。が、その頃丁度マリスやディルにはまっていたあたしにとっては、もうおいしくてしかたがない番組だった。ビーオペを通じて知ったバンドは数知れず。JEEZや円盤屋の存在もそこで知った。
さて、前フリがちょっと長くなったが、ともかくビーオペを聞き始めて2ヶ月経った頃あたしに衝撃の出逢いが待っていた。
確か1999年の1月のNEW FLAVORスペシャル。去年の10月に惜しくもファイナルを向かえてしまったNEW FLAVORというこれまたおいしいイベントがあって、その特集があった。そのイベントは年明けに2日間連続で行われ、最近ちょっといい感じvというインディーバンドを5・6組づつチョイスし、しかもチケット代が1000ぽっきりという、お金の無い高校生などにとっては涙がちょちょ切れるほど喜ばしいものだった。keinとLamielとPsycho le Cemuが出ようが1000円。JILSとorpheeが出ようが1000円。deadmanとBlastが出ようが1000円。あの頃はよかったのに・・・・名古屋・・・・。

　
あら、ご飯？
んではまた続きはあとで。。。