ゆらりゆられるような炎。
2001年11月7日『できるだけ 普通に歩いた
目の前にある道を
あたしが見たかったのは
あなたの肩越しに見える 未来』
最近、自分の気持ちが不安定なのか
安定してるのかがわからない。
きっと自分は幸せなんだと
前みたいに素直に思えなくて。
11月8日。
去年のこの日、あたしライブに行ったなぁ。
人間解体。
次の日の朝、泊まった友達とうとうとしてたら
「知らせ」がきて。
妙に冷静な自分がいて、毎日のように通った
病室に立ってた。
静かで、よくわからないのに
悲しくて。
毎日ここに付き添って泊まってた
いとこがいないのが不思議で、
多分その次にここで過ごした時間が
多いであろう自分が一番遅く到着したのも
不思議で。
朝もやの白さと、病室の白さと
冬の気配をまとった空気の白さが
記憶を覆う。
来るべき時が、来たんだな…って
静かに、思った。
この季節の空を見上げると
必ず想う人が、2人。
急逝した彼と、安らかに眠ったおじいちゃん。
おじいちゃんは、空に溶けて消えて
もう居ない気がするのに
彼は、今だ空になったまま
あの碧の中に居るような
そんな気がしてならない。
広く 高い 空
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